2018年 第1回イノチャン大会結果
2018年に開催された本大会における、過去の優秀な作品・チームを紹介させていただきます。
第1回大会(2018年度)
テーマ
一次審査テーマ 「新しい防災訓練を考える」
本大会テーマ 「日常的にも災害時にも役立つグッズを考える」
本大会参加チーム
- 愛光B(愛光高校)
- 市学(市川高校)
- カズちゃんズ(今治西高等学校)
- チームかしわざき(柏崎翔洋中等教育学校)
- 銭形レスキューファイブ(観音寺第一高校)
- 南海キャンバサーズ(観音寺第一高校)
- TOFU arch 13th(東京工業大学附属科学技術高校)
- seventeeeeen(広島高校)
- 凌雲の志(広島高校)
優勝
凌雲の志(広島高校) 「ABILITY BAND」
「ABILITY BAND」とは災害ボランティアを行う際、腕につけるバンドである。日常の中では辺として使用することができる。ボランティアの現場では、そのバンドの色は、身につけている人が協力できること、すなわち能力(例えば青は「人命救助」、桃は「多言語対応」など)を表すため、被災者に過不足ない的確な援助を提供することができる。これにより、ボランティアを行う人が何を行えばよいか分からず、被災者のニーズに応えられないというトラブルを回避することができる。
準優勝
カズちゃんズ(今治西高校)「手帳でコミュニケーション」
訪日外国人が増加している昨今、災害時に外国人とのコミュニケーションが不可欠となっているが、すべての人が相手の言語を話せるわけではない。この手帳は、罫線が文字に置き換えられており、災害時に避難所等で必要となる言葉の翻訳本(日本語→英語・中国語など)として用いることができる。また、この手帳を普段使いすることで、繰り返し文字が目に入り、自然と言葉を覚えるようになる効果も期待できる。
南海キャンバサーズ(観音寺第一高校)「とりはずシート」
このアイデアは、車の車内のシートを取り外し可能にし、災害時には避難所でイスやベッドとして使用できるようにすることで、避難所での生活を快適にするものである。